みなさま、 旧地質調査所のなかのです。 かなりどうでもよいことですが、今気がついたので書いておきます。 slice.tar.gz に入っているぼくが作ったプログラムを使えば、SP8- XTM のスライス画像のような複数の TIFF 画像をアニメーション表 示する GIF 形式の画像ファイルを作ることができます(その表示は 少なくとも Netscape Navigator で可能です;Explorer でもたぶん 可能)。それは以下のようにします。 (1) TIFF 画像の準備 アニメーションファイルにできる TIFF 画像はどのような表示色形式 (白黒、グレースケール、パレットカラー、RGB カラー)のものでも かまいません。これらのファイル名を英数字順に並べたときアニメー ションのフレームの順になるようにして、すべてのファイルを同じ ディレクトリ(ここでは TIFF_DIR とします)に格納してください。 (2) TIFF 画像から GIF 画像への変換 以下のようにして TIFF_DIR 中の TIFF 画像それぞれを GIF 画像に 変換します(ここではそれぞれの TIFF 画像のファイルを GIF 形式 のファイルに変換するだけで、まだそれらをつなぎあわせません)。 ここで、変換した GIF 画像のファイルを格納するディレクトリ名を GIF_DIR とします。 mkdir GIF_DIR slice.T2G TIF_DIR GIF_DIR なお、TIFF 画像の表示色形式が RGB カラー(24 bits 画素値)の 場合、slice.T2G の処理には長い時間がかかるかもしれません。 (3) アニメーションファイルの作成 以下のように GIF_DIR の画像をつなぎ合わせて、アニメーション用 GIF 画像(アニメーション GIF)のファイルにします。 gif_movie GIF_DIR - DT RC ANIMATION_GIF ただし、ANIMATION_GIF はアニメーション GIF のファイル名です。 また、パラメータ RC と DT は整数値で前者は0〜 65536、後者は 0〜 65535 の値を指定します。それぞれの意味は以下の通りです。 DT:アニメーションのフレーム間の遅延時間(delay time)。 単位はμ sec.(100 万分の1秒)で、普通は0で OK。 RC:アニメーションの繰り返し回数(repeat count)。65536 を指定するとアニメーションを無限に繰り返す。