contents of ikeda_sigmoid/

garnet in the sample 080904 dataset condition slices file size in bytes
keV sec. byte.tar byte.log byte.gif byte_hg.log byte_hg.pdf
15B8 (+15B6,9) 001029a 30 20 540 278108160 24 6294248 5005 38862
15B11 (+15B12) 001029b 300359680 24 6564194 5043 38458
15C16 (+15C13,15) 001029c 490 248965120 24 6247163 4979 35910
15A4 001029d 550 297195520 24 6632342 5101 31896
10A4 (+10A3) 001029e 600 359157760 24 7166643 5134 41560
10B9,10 001029f 600 341411840 24 6800692 5110 32477
15C15 001029g 19 700 369469440 24 6338623 5059 35641
15C19 001029h 20 600 312186880 24 6161573 5035 26520
001029i 25 15 285255680 22 5678995 5090 35350
001029j 35 35 337459200 23 6598186 4969 29418
garnet in the sample 080904
このサンプルの詳細は以下の論文をご覧下さい。 Ikeda, T., Shimobayashi, N., Wallis, S. R. and Tsuchiyama, A. (2002) Crystallographic orientation, chemical composition and three-dimensional geometry of sigmoidal garnet: evidence for rotation, Journal of Structural Geology, 24, 1633-1646.
dataset
SP-μCT で撮影した X 線 CT 画像は 測定日の西暦年の下2桁、2桁の月と日、および、その日における測定の 順番を示すアルファベット1文字からなる測定番号で区別されます。
condition
CT 画像の撮影は測定ごとにここに書かれている X 線エネルギー(単位は keV)と測定画像ごとの露光時間 (sec.)で行いました(ただし、 測定画像とは暗電流、入射 X 線強度および透過 X 線強度画像 のことです)。 これら以外の測定条件はすべて同じで以下の通りでした。 暗電流強度画像枚数:4枚(測定前後に2枚づつ撮影)、 入射 X 線強度画像:37 + 2 枚 (サンプルの 180 度の回転で5度ごとに1枚 + 回転軸の位置決め用に2枚撮影)、 透過 X 線強度画像:360 + 2 枚 (0.5 度ごとに1枚 + 回転軸の位置決め用に2枚撮影)、 測定画像の画素数: 1000 * スライス画像の枚数(後述)、 測定画像の画素(正方形)の辺長:5.83 μm。
slices
測定ごとに再構成した CT 画像のスライス画像の枚数は ここに書いた通りです。 それぞれのスライス画像の画素数はいずれも 1000 * 1000 で、 それらを構成する画素(立方体)の辺長は 5.83 μm です。 なお、スライス画像はサンプルの水平断面を天井の方向から 眺めたものになっています。
byte.tar
再構成した CT 値を変換した 8 bits 画素値の画像(byte 画像)の スライス画像すべてがおさめられている TAR 形式の書庫ファイルです。 展開するとディレクトリ byte/ の下にサンプルの天井から底に 向かうスライス番号を名前とする TIFF 画像が得られます (どの測定の byte.tar もディレクトリ byte/ を格納しているので、 測定ごとにディレクトリを作成して、その下で展開して下さい)。 byte 画像では CT 値0が画素値0、 測定に用いた X 線エネルギーにおける Almandine の LAC の理論値 が画素値 255 となっています(CT 値と画素値の対応関係はリニアです)。
byte.log
それぞれの測定において CT 値から byte 画像の画素値を 計算する際に用いた Almandine の LAC の理論値(単位は 1/cm)、 それに対応させた画素値(255) および画素値1階調あたりの CT 値の増分(= LAC の理論値 / 255)が 書き込まれているテキストファイルです。
byte.gif
byte 画像のスライス画像のうち等間隔の 12 枚を並べて示した browse 画像です。 その左下には長さのスケールバー(数値の単位は cm)が、 また、右下には CT 値と画素値(表示輝度)の対応関係を表す グレースケールバー(1/cm)が示されています。
byte_hg.log
測定ごとに byte 画像から計算した3次元画像全体の 画素値(および CT 値)の出現頻度分布(ヒストグラム)のデータが 書き込まれたテキストファイルです。 各行の3つの数値は、byte 画像の画素値、 それに対応する CT 値(単位は 1/cm)およびその値を持つ画素の個数です。 なお、byte 画像作成の際に画素値0未満もしくは 256 以上に なった CT 値は画素値0もしくは 255 に丸めているので、 画素値0と 255 の行のデータは CT 値のヒストグラムとしては 信頼できません。
byte_hg.pdf
測定ごとに byte 画像から計算したヒストグラムの図です。 最上部に示したものは byte_hg.log に書き込まれている3次元画像全体の ヒストグラムの図で、それ以外は等間隔の 100 枚のスライス画像ごとに 計算したものを表示しています。 なお、図の横軸の画素値は byte.log の(3番目の)値を 使って CT 値に変換できます。
LAC の理論値
鉱物 化学組成 密度(g/cc) LAC の理論値(1/cm)
at 30 keV at 25 keV at 35 keV
Almandine Fe3 Al2 Si3 O12 4.318 14.090156 23.324851 9.252291
Spessartine Mn3 Al2 Si3 O12 4.190 12.115251 20.059449 7.967989
Grossular Ca3 Al2 Si3 O12 3.594 5.943933 9.757854 3.979043
Pyrope Mg3 Al2 Si3 O12 3.582 2.863551 4.502921 2.026463
Biotite K Fe2 Al Si3 O12 H2 3.0 8.363445 13.819428 5.512317
Muscovite K Al3 Si3 O12 H2 2.9 3.050762 4.897291 2.104344
Quartz Si O2 2.65 2.312104 3.662520 1.622144